いびきの防止と注意点
自分ではなかなか聞くことが出来ない、いびき。ちょっと気になりますよね。
いびきは疲れたときや、お酒を飲んだときにかきやすいと云われていますが、いびきの中には、注意しなければならない種類があります。
ほとんど毎日と云って良いぐらい頻繁にイビキをかいてしまう、「習慣性イビキ症」には要注意です。
いびき自体に自覚症状はありませんが、日中に眠気がある人、集中力が欠けてしまう人などは「習慣性イビキ症」の疑いがあるかもしれません。
また、いびきの原因として、舌が大きい人、あごが小さい人、首が短い人、肥満の人はいびきをかきやすいと言われています。
いびきが病気を引き起こす原因となることもあるので、家族の人などに協力してもらい、いびきをかいているかどうか確認してもらうと良いですね。
たかがいびきだなんて思ってはいけません。いびきには怖い病気が隠れていることもあります。いびきについて気になる人は早めに病院を受診されることをお勧めいたします。
いびきは何故かくの？｜いびきの原因とは
いびきは何故かくのでしょうか？そして、いびきをかいてしまう原因は一体なんなのでしょうか。いびきの原因は人それぞれ様々ですが、原因として主にあげられるものは、お酒、肥満体質、薬物（睡眠薬や精神安定剤など）や、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など鼻に疾患がある人、顎の骨格が小さいなどです。
いびきをかいているからと云って、病気だとは限りませんが、眠っている時に呼吸が止まったようないびきをかく人は睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますので、すぐに専門家に診てもらったほうが良いでしょう。
いびきの防止策として、いつもと寝る姿勢を変える、枕を低くする、お酒を控えダイエットをする、横向きに寝るなどの方法があります。
こんなちょっとした事で、いびきが治まる場合もありますので、試してみるのも良いのではないでしょうか。
いびきの治療｜マウスピースでいびきを改善
いびきの治療方法の1つとしてマウスピースがあります。マウスピースを装着することによって、呼吸がしやすくなりいびきが改善されるのです。
マウスピースは市販の物から、歯医者さんで自分専用に作ってもらうものまで色々な種類がありますが、寝ている間ずっと装着しなければいけないということを考えると、自分の歯の形にぴったり合うマウスピースの方が違和感がなくて良さそうです。
しかし、自分専用のマウスピースを作るのに当たって、保険の適用は基本的にありませんが、睡眠時無呼吸症候群の場合は保険適用になることもあります。
また、いびきを改善するには、口での呼吸法から鼻での呼吸に変えることが必要なので、もともと鼻が原因でいびきをかいている人にはマウスピースの効果はありません。マウスピースの治療効果は約９０％と非常に高く、体にかかる負担も軽いので、おすすめのいびき治療です。いびきに悩んでいる人は、専門の医師にきちんと診断してもらった上で、マウスピース治療を始めてみてはいかがでしょうか